『映画監督って何だ!』バトルロイヤルトーク 編集長 坂本礼
久しぶりにシナリオを書いてみた。原稿用紙に向かうのは一年半ぶりで、書き始める前にとても緊張した。この一年自分なりにシナリオを勉強したつもりでいたが、まったく上達していなかった。書いていて不安になり、気分転換に田中陽造さんの『ラブレター』を読んだら、ますます落ち込んだ。田中さんは凄い。まぁ、なんとか昨日原稿用紙の升目を埋め終えたので、今週中には清書して会社に提出したい。いつも、まずは一人でシナリオを書いてみる。僕としてはプロットを書いているような気持ちである。その後、シナリオライターの方に参加してもらい、自分の書いた物語がベースになる場合もあれば、エッセンスだけで、まったく違ったストーリーになることもある。シナリオを書く作業は決して好きではないが、シナリオを作る作業は好きだ。このシナリオが通れば、雪解け頃には公開しているだろう。次は五本目、奇数番号のときは評判が悪い。
久しぶりのWEB編集長だったので、前回の小栗さんのインタビューを読み返してみた。小栗さんの言葉を読み返すと背筋が伸びる。前回小栗さんに相談したあとに気がついたのだが、映画を撮るということに関しては、結局は自分で考えるしかないのだ。でも、映画監督という職業とは何なのだろうかと悩んだときは、先輩をみるしかない。先輩たちはどう思い、どうやっているのだろうかと。そんなときに協会の仕事は楽しい。先輩たちの話や行動は今後自分がどうしていったらいいのか考えるきっかけになる。『映画監督って何だ!』の関係で伊藤俊也さんと色々話せたことは自分にとって財産になった。僕もその財産を独り占めせずに、いつか後輩たちに分けてあげられる日が来ればと思う。
坂本礼 1973年東京都江戸川区生まれ。
日活芸術学院在学中にピンク映画の現場に助監督として参加。その後、国映株式会社の助監督として、瀬々敬久監督、サトウトシキ監督に師事する。1999年『セックス・フレンド 濡れざかり』で、監督デビュー。
監督作品
1999年『セックス・フレンド 濡れざかり』
2001年『18才 下着の中のうずき』
2003年『豊満美女 したくて堪らない』
2005年『悶絶ふたまた 流れ出る愛液』
2007年2月5日
