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特集

日本映画監督協会 会員名鑑

エッセー

第13回 エッセー『出る・撮る』

IZAM 「僕にとって映像と音楽いうものは...」

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僕にとって映像と音楽いうものは幼き頃から身近に当たり前のようにある、狂気のように感じます。


何故かというと、同じ人間が作り出した映像に出てくる人物や監督に憧れてしまった事をきっかけに、人生を成功させられる人もいれば、不向きなのに諦めることなく最後まで失敗している事に気づけない人まで産み出してしまうという、ある意味恐ろしいエンターテイメントだなと思います。

幼き頃に観ていたものは、どんなジャンルの作品であれ夢と現実の狭間をギリギリの独創的な感覚でオーディエンス側に対し、挑発的に問いかけている作品が多かったように思います。


しかし僕が感じる現在は、映像の中のストーリー等がフィクションなのか、そうでないのかなんて事すらオーディエンスは求めてはおらず、今この情報があふれかえってる時代に『どれだけ束の間の夢を見せてくれる訳?』という
オーディエンス側から制作側へ、問いかけのような挑戦をしてきているように感じています。

そして、そのオーディエンスに媚びを売るかのようにオーディエンスの声に歩み寄った制作をする人間が日々増える一方で、これでもかっ!と独創的な世界観を見せつけてくる監督作品も少なからずとも今も存在する事が、僕の喜びであり制作側がオーディエンスを引っ張りまわす...そんな時代をまた創っていかなくてはいけないなと思います。

自由で独創的なポップアートな時代を...


僕にとって映像や演出とは、 自分の人生そのものです。


IZAM【イザム】


東京都千代田区出身
インディーズ活動四年間を経て、1997年夏に SHAZNAのボーカリスト としてメジャーデビュー。
デビューシングルの大ヒットと共にミリオンセラーを叩き出したアルバムを引っ提げて、各賞を総ナメ。 そして2000年にバンド活動は休止し、俳優としてデビューするやいなや
堤幸彦監督作品二本で、日本映画批評家新人賞 も受賞し、役者としての大きな第一歩を踏み出す。
現在は7年振りに復活したSHAZNAの活動や役者業はもとより、映像監督や、プロデュース業、子供服ブランドのデザイナー兼プロデューサーとしても幅広く活動中。