
第12回 『映画監督って何だ!』に巻き込まれた人々
"飯の支度"は、特別なものではない。 一日に何回か、当たり前のようにやってくる。 多くの誰かのためにするのか、誰のためでもない自分のためにす...
小栗康平(時代劇パートの菅徳右衛門役) 「ここで不義理の罪滅ぼしを・・・」
普段から協会の仕事をなにもお手伝いしていないので、映画を作るので役者として出ろといわれても、前後のいきさつがなにも分からない。聞けば、伊藤...
ガイラ=小水一男(文化庁次長 安達健二役) 「消せない記憶回路」
まず第一に、どうして自分なんだ?という疑問がよぎった。普段は飲むほどに饒舌になる成田雄之助が、その晩に限って店の喧騒をよそに妙に寡黙で・...
阪本順治(時代劇パートのおいらん 脚本太夫役) 「虚像の裏のもう一つの虚像」
花魁役について、あれこれ書こうとしても、鏡に映った自分の花魁姿を思い出すと、言葉など出てこない。自分であって自分でなくて、虚像の裏にもう一...
成田裕介(あっぱれ!男弁士役) 「巻き込まれた人々(タイトルは本当にこれでいいのですか?)」
その昔1週間ほど、鈴木清順監督の「陽炎座」をお手伝いしたことがある。 この映画は鈴木監督の前作「ツィゴイネルワイゼン」の大ヒットの余勢を...
本木克英(劇中劇のABC監督の一人) 「映画監督って何だ!」C監督を担当して
不遜にも、大変なことを引き受けてしまった。 京都で10時間時代劇を延々と撮影していた昨年10月末、携帯が鳴った。 「...
神野太(時代劇パートの長屋の住人役) 「遥か昔、学生時代の修学旅行のような・・・」
来る二月二十六日、日本映画監督協会が創立70周年を迎えるらしい。その記念として、一本の映画が製作されることになった。監督は巨匠である伊藤俊...